栄養アセスメントってどんなことをするの? | 栄養士コラム

栄養アセスメントってどんなことをするの?

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栄養アセスメントってどんなことをするの?

栄養アセスメントとは、食事調査や身体計測などを行い、個人や集団の栄養状態を評価することです。ここでは、栄養アセスメントの具体的な目的や方法などについて紹介します。

栄養アセスメントの目的

病院や施設によって栄養アセスメントを行う目的は異なります。一般的には患者さんの栄養状態を評価し、栄養に関する問題点をあきらかにすることを目的としています。栄養に関する問題点には低栄養や栄養過多、特定の栄養素の過不足などがあります。栄養アセスメントの結果、患者さんの栄養状態に問題があれば、適切な栄養ケアプランを策定します。栄養ケアプラン実施後は、再び栄養アセスメントを行って、プランの評価や修正を行います。

栄養アセスメントの方法

栄養アセスメントは、医師や看護師、管理栄養士などがチームを組んで実施します。身体計測、生化学検査、臨床審査、食事調査といった4つの方法で進められることがほとんどです。以下に詳しい検査方法をご紹介します。

  • 身体計測(Anthropometric methods)

身体計測では、身長や体重、皮下脂肪などを計測します。計測結果から、1日に必要なエネルギー量を把握することができます。さらに、肥満や低体重を発見することも可能です。

  • 生化学検査(Biochemical methods)

生化学検査とは、血液や尿などを化学的に分析することです。分析結果は、糖尿病や高血圧といった病気の発見に役立ちます。

  • 臨床診査(Clinical methods)

臨床診査とは、患者さんに対して問診を行うものです。栄養素の欠乏が進むと、心身に症状が出る場合があるので、患者さんの顔色や心音などから身体的特徴を診察し、会話や行動から精神・心理的特徴を診察します。問診で発見した特徴から、足りていない栄養素を判断することができます。

  • 食事調査(Dietary methods)

食事調査とは、患者さんの食事量やメニューを調査することです。食事の内容から、患者さんに不足している栄養素や、過剰摂取している栄養素などを調査します。この調査は適切な栄養ケアプランの策定に大きく影響します。

これらの測定や検査結果から得た情報をもとに、個人や集団の栄養状態を判断するのが、栄養アセスメントです。4つの方法の英語表記の頭文字をとって「栄養アセスメントのABCD」と呼ぶこともあります。ちなみに栄養アセスメントは医療界だけではなく、スポーツ界にも役立っています。競技特性やトレーニング状況によって、必要な栄養素が異なります。アスリートが本来の実力を発揮するには、1人ひとりの栄養バランスを考えなければなりません。このような栄養バランスを考える際の基準の1つとして、栄養アセスメントが役立っているのです。

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