管理栄養士の給料・年収はどのくらい?年収アップを目指すには! | 栄養士コラム

管理栄養士の給料・年収はどのくらい?年収アップを目指すには!

カテゴリ: 働き方・お悩み相談

管理栄養士のお給料

気になる方が多い管理栄養士のお給料に関する現状を栄養士の具体的な年収を通して見ていき、年収アップへの考え方や知識に関してをご紹介します。

栄養士と管理栄養士の平均年収

栄養士の勤務先は給食会社や学校、保育園や幼稚園、病院や保健所、社会福祉施設や介護施設など様々ですが、一般にどのくらいのお給料がもらえるでしょうか。

人事院による平成30年職種別民間給与実態調査の結果によると、現在民間企業で活躍している栄養士の平均年齢は37.2歳で、平均月給は残業代を含めて28万1301円。
これに年間の賞与(仮に3カ月分)を加えて、平均年収は416万6271円となっています。

給与額はもちろん年齢(勤続年数)により段階的に高くなり、20代は約22万8000円、30代は約26万6000円、40代で約30万2000円となり、50代で約36万4000円となります。

以上は栄養士の給与です。より高度な知識を持つ管理栄養士になると、ここにさらに資格手当等が追加され、年収は6~10万円ほど高くなることが一般的です。

※栄養士と管理栄養士の違いは、こちらのコラムでご紹介しています。

さらに公務員として活躍している栄養士(ほぼ管理栄養士)の平均年齢は40.9歳。平均年収は、地方格差はあるものの民間の栄養士よりも250万円ほど高くなります(地方公務員給与実態調査結果による)。賞与や退職金なども安定して得られるので、公務員として働いた方が一般的には高収入となります。

年収アップを目指すには

給与額には地域差や企業規模の差などもあり、首都圏と地方、また勤務先によって200万円近い差が出るケースもありますが、年収を上げるためにはまず、管理栄養士の資格取得は必須といえます。その上でご自分の年収と平均年収を比較してみましょう。

どのような職業に対してもいえることですが、専門性がより高い業務を行うことと、幅広く業務を手掛けること、より大きな企業に勤めることで年収はアップします。
さらに勤続年数を伸ばしたり管理職につくことで、手当をプラスさせることができます。

そのほか、年収を飛躍的にアップさせる方法に「独立開業」があります。
フリーランスの管理栄養士として、その知識を求める個人や企業と個別に契約したり、企業のセミナーや講演会に登壇したりすることで収入をアップさせる人もいます。中にはメディアに登場したり、本を出版する人も。可能性は無限大に広がります。

ただし、独立開業で年収を上げるには、本人のキャラクターや独自のアプローチ、営業努力や人とのご縁など、管理栄養士としての知識や能力以外の部分も大きく左右します。生活に必要な収入が得られず企業に再就職する人もいるように、必ず年収が上がるとは限りません。非常にギャンブル性は高い選択肢といえるでしょう。

管理栄養士としての専門性を高めよう

メタボリック・シンドローム対策やアスリートの栄養管理、アレルギーへの対応など、食と健康、栄養バランスへの国民の関心は昨今非常に高まっています。だからこそ、管理栄養士がその知識をいかしてステップアップするチャンスは広がっているといえます。そこで管理栄養士がその強みをさらにいかすために必要な技術や知識について考えてみましょう。

まずは、より専門性を高めることが重要です。
日本栄養士会では所定の研修を修了し、専門的な知識・技術の実践レベルが必要かつ十分な水準に達していると認められる管理栄養士を、以下8分野の「認定管理栄養士」として認定しています。

  1. 臨床栄養
  2. 学校栄養
  3. 健康/スポーツ栄養
  4. 給食管理
  5. 公衆栄養
  6. 地域栄養
  7. 福祉栄養(高齢者・障がい者)
  8. 福祉栄養(児童)

また、さらに高度な専門性を有する資格として、以下5分野の「特定分野管理栄養士」も認定しています。

  1. 特定保健指導
  2. 静脈経腸栄養管理
  3. 在宅訪問栄養食事指導
  4. スポーツ栄養
  5. 食物アレルギー

※スポーツ栄養分野については、こちらのコラムでご紹介しています。

これらの認定資格はいずれも認定期間が定められているため、常に最新の知識を学び更新する必要があります。そのため認定資格でありながら資格の信頼度は非常に高く、より高収入を目指すことが可能です。

そのほか、「臨床栄養認定管理栄養士」と日本病態栄養学会認定の「病態栄養専門(認定)管理栄養士」の資格を取得後に研修と試験を受けたり、特定の研修と試験を受けた管理栄養士だけが取得できるスペシャリストとしての資格の認定も、平成25(2013)年度より続々始まり、現在は以下の分野の管理栄養士が認定されています。

  • がん病態栄養専門管理栄養士
  • 腎臓病病態栄養専門管理栄養士
  • 糖尿病病態栄養専門管理栄養士
  • 摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士
  • 在宅栄養専門管理栄養士

これらはまだ全国でも数十名から数百名しか認定されていない、とても専門性の高い資格です。そのため就職活動時にはアピール度が非常に高く、やりがいと高収入の両方を叶えることができます。病院や特定分野での活躍を目標とされている方なら、取得を検討した方が良いでしょう。

栄養に関する周辺知識を補おう

栄養と食事の重要性を一般に広めたいと望む方にオススメなのは、管理栄養士としての知識や能力を補うことができる資格の取得です。
例えば調理師免許。調理師免許を取得することで、管理栄養士としての知識に裏付けられた美味しいメニューを自らの手で提供することができるようになりますし、どちらも食にまつわる国家資格なので、飲食に関する仕事の幅が広がることは間違いないでしょう。

さらに、野菜ソムリエやフードコーディネーターなど、食に関する資格を取得することで、食品の開発やメニュー考案、食の新業態開発など、様々な仕事を視野に入れて収入アップの道を探ることができます。

どの専門性を高めたいのか考えよう

ここまで様々な資格をご紹介してきました。管理栄養士としての専門性や独自性を高めることで仕事の幅を広げて収入を上げることができるのは、資格を取得する大きなメリットです。
とはいえ、もちろんデメリットもあります。
まず資格取得には時間と費用がかかります。いずれも講習や試験を受ける必要があり、費用もひとつの資格に数万円はかかるとみていいでしょう。
また専門性の高い認定資格には数年の有効期限が設けられていて、その都度更新しなくてはいけません。もちろん更新の際にも講習費や更新費が必要となります。
さらに、更新に必要な学会や講習会は大都市で行われることが多く、地方在住の管理栄養士の中には、所定の単位を取得できずに資格を失効してしまう人も少なくありません。

専門性の高い資格であるほど、取得のための勉強も決して簡単ではありません。
年収アップのためと闇雲に認定資格取得を狙うのではなく、自分がどの分野で活躍したいのかをよく検討しましょう。管理栄養士の資格だけでも、働き方を変えたり転職することで十分なキャリアアップが図れるかもしれません。


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