保育園や幼稚園で働く栄養士の給与とやりがいは? | 栄養士コラム

保育園や幼稚園で働く栄養士の給与とやりがいは?

カテゴリ: 職場・ライフスタイル

 

子どもが好き!食育に関わりたい!という思いを叶えたい栄養士にぴったりの職場といえば、なんと言っても保育園と幼稚園です。
保育園や幼稚園で働く栄養士の主な仕事は、多くの子どもの健康や成長を考えて献立を作成すること。そのほか、食材の発注や調理業務、保護者への栄養指導なども行うので、仕事量は決して少なくありません。
しかし、子どもが笑顔で食事をする姿を毎日見られたり、すくすく成長する様子を目の当たりにできるので、子どもが好きな人には非常にやりがいのある仕事です。

※保育園・幼稚園での栄養士の具体的な仕事内容は、こちらのコラムでご紹介しています。

保育園・幼稚園の栄養士の待遇

保育園や幼稚園の栄養士として就職や転職を考えている方にとって、やはり気になるのはお給料や待遇でしょう。これについては、実際の求人情報をもとにチェックしてみましょう。

【給与】

地域や運営企業によって多少の差はあるものの、栄養士としての資格手当込みで月給は18万5千円~28万円ほど。年収にして250万円~350万円あたりが多く見られます。
管理栄養士の資格が給与に反映されることもありますが、さらなる給与アップを目指すなら、この後で述べるアレルギーや食育に関する専門分野の認定資格を取得するといいでしょう。

【休日】

幼稚園は土・日・祝日休みの完全週休2日制であることがほとんど。
保育園は土曜日も開園していることが多いので、休日は日曜・祝日のほかはシフト制で月8日~9日。年間休日105~125日ということがほとんどです。
保育園や幼稚園が休みになる夏季や年末年始には、長期休暇を取得することができます。

【福利厚生】

運営母体によってそれぞれですが、社会保険や各種手当、賞与、健康診断など、充実していて働きやすい環境であることがほとんどです。基本給は高くはなくても、役職手当や住宅手当、年に複数回の賞与で年収アップにつながっている求人もあります。
また、子育て世代の方に特にうれしいポイントとして、優先入園や保育料の割引、時短勤務などが整っている施設も。育児と仕事の両立が格段にしやすい点は、子どもを預かる施設ならではと言えるでしょう。

離乳食や大量調理経験があると就職に有利

応募に際して気になる経験についてですが、栄養士の資格があれば未経験でも歓迎という求人も多く見られます。栄養士が一名体制の施設以外では、勤務経験の有無はそれほど大きな問題になりません。新卒でも就職できます。

とは言え実際の採用にあたって有利なのは、もちろん経験者です。
具体的に歓迎しているスキルは、大量調理の経験と、離乳食をはじめとした子ども向けの食事の調理経験。
大量調理に関しては、社員食堂や福祉施設、給食施設などで少しでも経験しておくと有利です。
離乳食や子ども向けの食事については、実務経験がなくても、子育て経験や、食育関係の資格(食育インストラクターや食育アドバイザー、幼児食インストラクターなど)があるとアピールポイントになります。

また、保育園・幼稚園の栄養士は、施設で食事やおやつを試作、調理まで行う場合が多いので、調理スキルも求められることがほとんどです。調理の実技試験が行われることもありますから、基本的な調理技術は身に付けておきましょう。

アレルギー対策の資格や経験はアピールポイントに

保育園や幼稚園で食事やおやつを用意する際、非常に気を配らなくてはいけないのは食物アレルギーです。実際の求人の中には、アレルギー対応経験のある栄養士を優遇するものもあります。
こちらも離乳食同様、アレルギー対応の実務経験がなくても資格(食物アレルギー栄養士・管理栄養士や食物アレルギーマイスター、アレルギー対応食アドバイザーなど)で知識や技能を補うことが可能です。
なお、食物アレルギー栄養士・管理栄養士の資格を取得するには、栄養士としての実務経験が3年以上必要です。さらに5年ごとの更新も必要になりますが、その分資格としての信頼度は高いものとなるので、お給料の面でも大きなメリットとなるでしょう。

何よりも大切なのはコミュニケーション能力

就職や転職活動を行う際、経験や資格は非常に重要となりますが、実際に保育園や幼稚園で働き始めた場合、最も大切になるのはコミュニケーション能力です。

最初に触れたように、栄養士の主な仕事は献立の作成と調理、栄養指導です。
どれも自分ひとりで進められる仕事ではないので、職場の人間関係は非常に大切です。
例えば献立作成から調理の場面では調理員と、栄養指導の場面では保育士や看護師とのチームワークが重要となります。そして、そのチームを「食育」の面でリードするのが栄養士です。スムーズに仕事が進められるよう、チームを導かなくてはいけません。

さらに、職場以外の人とのコミュニケーションの機会も非常に多く、様々な場面、相手に応じた対応が必要となってきます。例えば食材の仕入れ先の選定、発注では外部の業者と。保護者への指導や講習では、保護者ひとりひとりと向き合う場面もあります。
また、保育士と一緒に保育業務に携わる栄養士も多くいます。日頃から子どもとコミュニケーションを取ることで食への関心を高めることができ、食育の質を上げることができるので、保育業務はとても重要です。

それらに加えて、献立の試作や在庫管理、保護者向けのおたよりの作成など、保育園や幼稚園の栄養士の仕事の範囲は非常に多岐に渡っています。

保育園・幼稚園の栄養士のやりがい

子どもが好きで、子どもの食育に関わりたい栄養士にとって、最高の就職先・転職先ともいえる保育園や幼稚園。
仕事の内容は幅広く、仕事量は決して少なくありません。お給料も高いとは決して言えません。しかし、その大変さを補ってあまりあるやりがいを感じられる瞬間がたくさんあります。

まず何よりも子どもの成長を間近で見られること。多くの子どもが、あなたが作った食事やおやつを食べ、健やかに育つ様子を目の当たりにできることは、他の職場では決して得られない喜びです。
また、子どもから直接「今日のご飯はなあに?」「おやつがとてもおいしかった」「また作って」などの声を掛けてもらうこともあります。クリスマスやひな祭り、ハロウィンやお誕生会など、イベントにちなんだメニューを考えると子どもが大喜びをするからうれしくて、これ以上ないやりがいと楽しさにつながっているという声もあります。

規模があまり大きくない施設であれば、子どもひとりひとりの食事によく目が届くので、子どもに合わせて切り方や食材の処理を変える栄養士もいるようです。自分の工夫で、子どもが苦手なものを食べられるようになったり、食材に興味を持ったりするのがうれしいという人もいます。

どの栄養士も、やはり子どもとの交流が何よりのやりがい。子どもが好き、食育に関わりたいという栄養士にとって、子どもの成長を見守ることが、仕事をする上で最高の喜びにつながっています。

 

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